WHO ファクトシート「安全でない中絶の防止」を、WHOの許可を得て、リプラ(リプロダクティブライツ情報発信チーム)が翻訳し、日本語版を作成しました。
このファクトシートには、
- 施術者が訓練を受けていたとしても掻爬(そうは)術のような時代遅れの方法で中絶が行われる場合、安全性は低いこと
- 安全な中絶の利用を妨げる要因として、法律的な制限、サービスの利用しにくさ、高額な費用、スティグマ、第三者の同意などがあげられること
- 安全でない中絶は、包括的性教育や緊急避妊を含む効果的な避妊法の使用による意図しない妊娠の予防、安全で合法的な中絶の提供で防ぐことができること
などが、記載されています。
翻訳協力:遠見才希子、柴田綾子、空野すみれ、(いずれも産婦人科専門医)、細井遊布、李美慧
原文は以下からご確認ください。
WHO “Preventing unsafe abortion”
https://www.who.int/news-room/fact-sheets/detail/preventing-unsafe-abortion